アラフォー空き家再生計画

レトロな昭和建築をモダンに蘇らせる、職人気分の工房日誌

職人の世界で学ぶ理不尽との向き合い方

職人の世界で学ぶ理不尽との向き合い方

職人の世界に飛び込んで数ヶ月が経ち、現場で多くのことを学んできました。なかでも特に感じるのは、「理不尽に怒られる場面がある」ということです。もちろん、すべての先輩や上司が理不尽というわけではありませんが、現場では思いもよらない理由で怒られることも少なくありません。

しかし、ここで感情的にならず、冷静に受け止めることが大切です。どんな職場でも人間関係の難しさはつきものですが、受け流すスキルや心の持ちようを身につけることで、ストレスを軽減し、長く働くことができるのです。

理不尽に怒られた実体験

ある日、私はダウンライトの取り付け準備をしていました。取り付け位置を確認し、道具を用意し、完璧な準備ができたと思っていた矢先、突然上司から「準備が遅い!」と怒鳴られました。

実際には時間をかけて丁寧に準備をしただけだったのですが、先輩は作業スピードを重視していたようです。このときは理不尽に感じましたが、後から考えれば、現場ではスピードと正確性を両立させることが求められているのだと理解しました。

他にも、指示通りに作業を進めたにもかかわらず、「違う」と怒られることもあります。こうした場面では、つい反論したくなりますが、反論は関係を悪化させる原因になります。まずは「はい、すみません」と素直に受け止め、後で確認する姿勢が大事です。

理不尽に怒られたときの対処法

では、理不尽な状況に直面したとき、どう対応すればよいのでしょうか?

1. 一度冷静になる

怒られると感情が高ぶりがちですが、冷静さを保つことが最優先です。深呼吸をして落ち着きましょう。感情的に反応すると、相手を余計に刺激してしまいます。

2. 「はい、すみません」を基本に

反論せずに一度受け入れる姿勢を見せることで、トラブルを避けることができます。職人の世界では、この一言が最強の防御です。

3. 本質を見極める

怒られた理由が理不尽でも、その中に学ぶべき点があるかを考えます。作業スピードを改善する、確認を怠らないなど、次に活かせる教訓が隠れているかもしれません。

IT業界でも同じだった

実は、私は以前IT業界でも働いていましたが、そこでも同じような理不尽を経験しました。たとえば、仕様変更が頻繁に行われる現場で、指示通りに作業を進めたのに「これじゃない」と突き返されることがありました。

どの業界にも共通しているのは、上司やクライアントの期待に応えるためには柔軟な対応力が求められるということです。特に職人の世界では、臨機応変に対応できる力が重要であり、それが信頼に繋がります。

理不尽を乗り越えて成長する

理不尽な状況に直面すると、「なんでこんな理不尽なことを言われなきゃいけないんだ」と思うこともあります。しかし、そんなときこそ成長のチャンスと捉えるべきです。

実際に私も、怒られたことで作業スピードが改善し、次第に任される仕事が増えてきました。仕事ができるようになると、怒られる回数も減ってきますし、周囲からの評価も変わってきます。

まとめ

どの職場でも理不尽に怒られることは避けられませんが、重要なのはその対処法を身につけることです。

  1. 冷静になる
  2. まずは「はい、すみません」と受け止める
  3. 本質を見極め、改善につなげる

これらを意識することで、職人の世界でも他の業界でも、確実に成長していくことができます。理不尽に負けず、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

最後に、どんなに理不尽でも、冗談を交えながら前向きに受け止めることが大切です。

あ〜い、とぅいま、てーん!

これからも現場での学びやエピソードをお届けしていきますので、ぜひ引き続きチェックしてくださいね!

 

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