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パンチカーペットの張替え作業を体験!内装職人のリアルな現場レポート

パンチカーペットの張替え作業を体験!

今日はパンチカーペットの張替え作業に挑戦しました。ちなみに「パンチパーマ」ではありませんよ! ハハハ!――という軽いジョークを挟みつつ、実はこのパンチカーペット、オフィスや店舗、さらにはイベント会場など幅広く使われる便利な床材なんです。

今回は、パンチカーペット張替えの手順やコツ、現場で感じたことをまとめていきます。DIYで張替えを考えている方や、内装業界に興味がある方にも役立つ情報をお届けします!


パンチカーペットとは?特徴とメリットを解説

パンチカーペットとは、不織布(繊維を絡み合わせた布状の素材)で作られたロール状のカーペットのことです。薄手ながら耐久性があり、価格も手頃で使い勝手が良いため、以下のような場所でよく使われます。

  • オフィス:デスクやチェアの移動が多い場所でも傷防止に役立つ
  • イベント会場:大人数が歩く場所でも耐久性が高く、使い捨ても可能
  • 店舗:簡単に敷き替えでき、模様替えも手軽

パンチカーペットはカラーバリエーションも豊富なので、空間のイメージチェンジにも最適です。

パンチカーペット張替え作業の流れ

では、実際に現場で行ったパンチカーペットの張替え作業を詳しくご紹介します。

1. 古いカーペットを剥がす

まずは古いカーペットを丁寧に剥がしていきます。長年使われたカーペットは接着剤が強力に固着していることが多く、スクレーパー(ヘラのような道具)を使いながら慎重に剥がしました。

ポイント

  • 接着剤が残ると仕上がりに影響するため、しっかり取り除くこと。
  • 剥がしたカーペットは細かくカットして処分すると楽。

2. 床面を清掃し、下準備

カーペットを剥がした後の床は、ほこりや汚れが意外と多いです。これらをきれいに掃除しておかないと、接着剤がうまく定着しません。

この工程を省くと…

  • カーペットが浮き上がる原因に。
  • 接着力が弱くなり、すぐ剥がれるリスクも。

3. 接着剤を塗布

次に、ベニヤ板に専用の接着剤を塗っていきます。均等に塗ることでカーペットの浮きやズレを防ぎます。

使用した道具

  • 専用のカーペット用接着剤
  • クシ目ヘラ(接着剤を均一に広げるための道具)

ポイント

  • 接着剤は広げすぎず、少量を均一に塗る。
  • 乾燥が早いので、塗ったら素早く貼る準備をする。

4. 新しいカーペットを貼る

いよいよ新しいパンチカーペットを貼ります。ここが一番の山場ですね。空気が入らないよう、少しずつ貼り進めます。

コツ

  • 床の形が複雑な場合は、事前に型取りをする。
  • 端はローラーでしっかり圧着。
  • 余った部分はカッターで丁寧にカット。

「カーペットを貼る作業って、意外と繊細なんだな」と実感しました。

失敗談も学びに変える!現場で感じたこと

正直に言うと、最初はうまくいかないこともありました。

例えば…

  • 接着剤を塗りすぎてベタつく
  • カーペットの向きを間違えた
  • 端が浮いてしまった

しかし、上司のモハメドさんが的確なアドバイスをくれたおかげで、作業は無事に完了。経験を積むことで確実にスキルアップを感じます。


プロの技を学ぶ!パンチカーペット張替えの豆知識

  1. 素材選びが大事

    • 目的に応じたカーペットを選ぶ(耐久性重視、デザイン重視など)。
  2. 接着剤は専用品を使用

    • 通常のボンドではなく、カーペット専用接着剤を使う。
  3. カッターはこまめに刃を替える

    • 刃が鈍るとカット面が汚くなり、仕上がりに差が出る。

まとめ:職人の世界は奥が深い!

パンチカーペットの張替え作業は、単純なようでいて意外と奥が深いことを実感しました。見えない部分での細かい作業が、仕上がりを大きく左右します。

「いつかレッドカーペットを歩く日が来るかも?」なんて冗談を言いつつも、日々の積み重ねが大切だと感じています。

これからも現場での経験をブログでお伝えしていきます。次回もお楽しみに!

 

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