アラフォー空き家再生計画

レトロな昭和建築をモダンに蘇らせる、職人気分の工房日誌

職人の世界に飛び込んで3ヶ月。失敗と成長のリアルな記録

職人の世界に飛び込んで3ヶ月

転職して3ヶ月。職人の世界で感じたこと、学んだこと

こんにちは。転職してから、あっという間に3ヶ月が経ちました。

この3ヶ月間で、本当にさまざまなことを経験し、学んできました。内装業というまったくの未経験の世界に飛び込んだわけですが、日々現場で汗をかきながら、仕事の厳しさと同時にやりがいも感じています。


職人の世界に飛び込んで

前職はIT業界。パソコンとにらめっこしながらデスクで仕事をしていた僕にとって、現場に出て身体を動かす生活はまさに真逆の世界でした。

最初は右も左もわからず、先輩たちの指示を受けて動くだけで精一杯。それでも、工具の名前を覚え、材料の特性を知り、徐々に仕事の全体像が見えてくるようになると、楽しさが少しずつ増してきました。


この3ヶ月でできるようになったこと

1. クロス(壁紙)の張替え

最初は、パテ処理をした面に上手くクロスを貼ることができず、気泡が入ったり、端がめくれてしまったりと失敗続き。しかし、今ではカットの仕方や、撫でブラシとローラーの使い方も少しずつ上達し、先輩からも「上手くなったな」と声をかけてもらえるようになりました。

2. クッションフロアの施工

柔らかくて加工しやすい反面、寸法取りやカットに正確さが求められるクッションフロア。最初は「これ、絶対ミリ単位で間違えられないやつだ…」とプレッシャーを感じていましたが、繰り返し練習していくうちに、下地処理から接着、圧着まで一通りの流れを覚えることができました。

3. 養生や掃除の大切さを実感

現場仕事は「仕上がりが全て」と言われるほど、見た目の美しさが重視されます。しかし、その前段階の"養生"や"掃除"を丁寧に行うことで、仕上がりに大きな差が出ることを知りました。地味な作業ほど、結果に直結する。それが職人の世界なのだと感じています。


現場で感じた厳しさ

もちろん楽しいことばかりではありません。厳しい環境もたくさんあります。

  • 寒さや暑さの中での作業

  • 時間に追われるタイトなスケジュール

  • 一度のミスが大きな手直しにつながるプレッシャー

でも、それを乗り越えるたびに、自分が強くなっている気がします。


人間関係にも少しずつ慣れてきた

最初は年齢も立場も違う職人の先輩たちに、どう接していいのか戸惑いましたが、仕事を通して信頼関係が築けてきたと感じます。雑談をする余裕もでき、少しずつ職場の雰囲気にも馴染んできました。

ときには冗談を言って笑い合えるようになり、「こういう関係性が仕事を円滑に進める鍵なんだな」と学びました。


これからの目標

僕はまだまだ見習い。クロスやクッションフロアが貼れるようになったとはいえ、先輩たちのようなスピードや美しさには遠く及びません。

今後はもっと多くの現場を経験し、さまざまな施工パターンに対応できるようになりたい。そしていずれは、自分一人で一現場を任されるような職人になりたいと思っています。


まとめ:人生山あり谷あり

人生は山あり谷あり…だけでなく、川もある。そんなふうに感じた3ヶ月でした。

水が流れるように、柔軟に、でもしっかりと自分の道を切り拓いていけるよう、これからも努力していきます。

これからも現場での学びやエピソードをお届けしていきますので、ぜひ引き続きチェックしてくださいね!

 

youtu.be