アラフォー空き家再生計画

レトロな昭和建築をモダンに蘇らせる、職人気分の工房日誌

現場で学ぶ大切なこと—材料の基本を覚える重要性

現場で学ぶ大切なこと

「目で見て覚える。これ職人の世界の基本なり」

こんにちは!今日はリフォーム現場で一つ大きな学びを得ました。というのも、上司のモハメドさんに叱られてしまったからです。

きっかけは、モハメドさんから「コンパネ(コンクリートパネル)と石膏ボードのサイズを言ってみろ」と突然質問されたこと。僕は答えに詰まってしまい、うまく返せませんでした。すると、モハメドさんから一言。

「よく使う材料のサイズくらい覚えておけ」

この言葉には、職人としての厳しさと優しさが込められていると感じました。現場で使う基本的な知識は、誰かに聞く前に自分で学び、即座に答えられるようにしておくのがプロとしての姿勢です。改めて、当たり前のことをしっかり身につける大切さを痛感しました。

1. よく使う材料「コンパネ」と「石膏ボード」の基礎知識

リフォーム現場では、様々な建材が使われますが、特にコンパネ石膏ボードは欠かせない存在です。今回の失敗を活かし、しっかりと学び直しました。

コンパネとは?

コンパネは"コンクリートパネル"の略で、型枠用合板とも呼ばれます。木材を薄く削った板を接着剤で貼り合わせた合板で、建築現場では主に型枠の材料として使われます。

コンパネの基本サイズ

  • 厚さ:12mm、15mm、18mmが主流
  • 幅×長さ:910mm×1820mm(3尺×6尺)

特に910mm×1820mmのサイズは"サブロク板"と呼ばれ、建築資材の標準規格として覚えておくと便利です。

石膏ボードとは?

石膏ボードは、石膏を芯材にして、両面を特殊な紙で包んだ建材です。耐火性、遮音性に優れ、壁や天井の下地として広く使われます。

石膏ボードの基本サイズ

  • 厚さ:9.5mm、12.5mm、15mmが主流
  • 幅×長さ:910mm×1820mm、600mm×1820mm

特に12.5mm厚の石膏ボードは、一般住宅の壁や天井に使用されることが多く、現場では頻繁に登場します。

2. 職人に求められる「気づく力」と「自主性」

モハメドさんが言いたかったのは、単に材料のサイズを覚えろということだけではなく、言われる前に自分から学ぶ姿勢を持てということです。

実際、現場では誰も手取り足取り教えてくれるわけではありません。少しでも疑問に思ったことは、その場で確認したり、終業後に調べたりする努力が求められます。

具体的に意識していること

  1. 現場でよく使う資材をリスト化し、寸法や特徴を覚える
  2. 先輩の動きを観察し、次に必要な材料を予測する
  3. 質問の意図を理解し、単なる知識だけでなく、応用力を養う

3. 失敗から学んだ教訓—次に活かすために

今回の叱責は一瞬ショックでしたが、それ以上に大切な気づきを得られました。仕事をする上で大事なのは、「失敗しないこと」ではなく、失敗から学んで次に活かすことです。

また、現場での知識だけでなく、チームワークも重要です。上司からの指摘を素直に受け止め、改善しようとする姿勢は、信頼関係を築くうえでも欠かせません。

まとめ:日々の積み重ねが職人としての成長に繋がる

今回の経験から学んだことを整理すると:

  • 基本知識は自分で学び、すぐ答えられるようにする
  • 材料の特徴とサイズは必須
  • 失敗を恐れず、学び続ける姿勢を持つ

職人の道は一朝一夕には極められませんが、一つ一つの経験を大切に、確実に成長していくことが大切だと改めて実感しました。

これからも、「言われる前に動く」ことを意識しながら、一人前の職人を目指して頑張っていきます!

ちなみに俺の服のサイズはMです。なんてギャグも言いたいですわぁ。

これからも現場での学びやエピソードをお届けしていきますので、ぜひ引き続きチェックしてくださいね!

 

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