今回は、リフォーム工事の基本技術のひとつ「パテ塗り」について、僕の学びと気づきをシェアしていきます。
この作業をマスターすることは、壁紙を美しく仕上げるためにとても重要です。特に、壁紙が浮いてしまったり、凹凸が目立ったりするのを防ぐためには、パテ塗りの精度が大きく関係します。
そんな僕が、上司のモハメドさんや先輩のジョージさんに指導してもらいながら、実際にパテ塗りの練習をした話を、ちょっと面白いエピソードも交えてお届けします!
壁紙を張る前の「パテ塗り」とは?
壁紙を美しく仕上げるためには、下地処理がめちゃくちゃ大事。
特に、「パテ塗り」 は、壁の表面を平らにするための作業で、職人の腕が試される工程のひとつです。
パテ塗りがうまくいかないと、以下のようなトラブルが起こります。
✅ 仕上がりにムラが出る(凹凸が目立つ)
✅ 壁紙がしっかり密着しない(剥がれやすくなる)
✅ 仕上がりが汚く見える(プロとしては避けたい!)
つまり、「ただ塗ればいい」わけではなく、技術とコツが必要なんです。
いざ実践!初めてのパテ塗りは難しい…
この日、作業場で本格的にパテ塗りの練習をすることになりました。
最初は「まあ、なんとかなるだろう」と軽く考えていたのですが… これが意外と難しい!
手順としてはこんな感じです。
① 下地の汚れを落とし、プライマー(接着剤のようなもの)を塗る
② パテを適量取る(取りすぎると厚くなりすぎる)
③ ヘラで均一に伸ばしていく(これが難しい!)
④ 乾燥後、サンドペーパーで滑らかに仕上げる
最初はヘラの角度や力加減が分からず、パテがうまく伸びずにボコボコになってしまいました。
「うーん…なんかムラができるな…」
そんな僕を見かねて、モハメドさんとジョージさんが声をかけてくれました。
経験者のアドバイスはやっぱり神だった
モハメドさんのアドバイス①:「ヘラは壁と平行気味に使え!」
最初、僕はヘラを垂直に近い角度で動かしていました。すると、パテが厚くなりすぎてムラができやすいとのこと。
「45度くらいの角度で、均等な力で伸ばしていけば、ムラができにくいぞ」
試しにその通りやってみると… おお、さっきよりスムーズに!
ジョージさんのアドバイス②:「端の処理を丁寧に」
パテ塗りは、中央部分よりも端の仕上げが重要。端が雑だと、壁紙を張ったときに浮きが出てしまうんです。
「ハシはヨブンなパテをしっかり落として」
こういう「職人の感覚」は、実際にやってみないと分からないものですね。
そして謎のハイテンション現象が発生
指導のおかげで少しずつコツをつかみ、スムーズにパテを塗れるようになってきました。
そんな中、突然…
「よーし頑張るぞー!」
「うほほーい!」
…え?
普段、現場では無口なモハメドさんとジョージさんが、なぜか異様にテンションが高いんです。
まるでテーマパークのアトラクションにでも乗っているかのような勢いで叫ぶ二人。
「え、どうしたんですか…?」
と聞くと、ジョージさんが笑いながら言いました。
「作業場だからこそ、テンション上げていかないとやってられないだろ?」
確かに、現場ではクライアントがいたり、周囲の目を気にしたりして、静かに作業することが多いです。でも、今日は職人たちだけの作業場。
だからこそ、みんなで楽しくやろうと、自然にテンションが上がっていたようです。
こういう「仕事を楽しむ姿勢」って大事だなと改めて思いました。
パテ塗りを通じて学んだこと
今日の経験から、僕が学んだことをまとめると…
✅ 職人のアドバイスはめちゃくちゃ参考になる
✅ ヘラの角度と力加減で仕上がりが変わる
✅ テンションを上げて仕事をすると楽しい!
職人の世界では、毎日が新しい学びの連続です。技術だけでなく、「どう仕事を楽しむか」も大切な要素なのかもしれません。
僕も、これからはもっと元気に、明るく仕事に取り組んでいきたいと思います!
まとめ
パテ塗りは壁紙を美しく仕上げるために重要!
ヘラの角度と端の処理が仕上がりを左右する
作業場では職人のハイテンションが炸裂!
仕事を楽しむ姿勢が、良いチームワークを生む
こうして、職人としての第一歩を着実に進んでいると感じる1日でした!
これからも、リフォーム現場での学びを発信していくので、ぜひチェックしてくださいね!