アラフォー空き家再生計画

レトロな昭和建築をモダンに蘇らせる、職人気分の工房日誌

月に一度の職人ミーティング!見習い職人を一人前にするための新たな取り組み

月に一度の職人ミーティング

「職人王に俺はなる!」

こんにちは!ルフェーです。今日は月に一度の職人ミーティングが開催されました。今回の議題はズバリ、「見習い職人を一人前にするための要項」について。

僕自身もまだまだ学ぶことが多い見習い職人の立場なので、このテーマには大いに関心がありました。ベテランの職人さんたちがどんな意見を持っているのか、そしてどのような方法で職人として成長できるのか、詳しくお伝えしたいと思います。


1. 見習い職人を育てるために必要なこと

ミーティングでは、「どうすれば見習い職人が効率よく成長できるか」という点について、多くの意見が飛び交いました。その中でも、特に印象に残ったのは以下の3つのポイントです。

① 実践の機会を増やすことが大事

「とにかく現場で手を動かさないと覚えられない」

これはベテラン職人の皆さんが口をそろえて言っていたことです。もちろん、最初は先輩の作業を見て学ぶことも大切ですが、ずっと見ているだけでは技術は身につきません。実際に道具を持ち、材料を扱い、失敗しながら学ぶことが一番の成長につながるという話でした。

特に、「壁紙の張替え」「クッションフロアの施工」「養生の仕方」など、基礎的な作業はどんどん挑戦させるべきという意見が多数出ました。

② しっかりとしたフィードバックを行う

ただ作業をやらせるだけではなく、どこが良かったのか、どこが悪かったのかを明確に伝えることが重要だという意見もありました。

「何がダメだったのかを具体的に指摘しないと、本人は改善のしようがない」

確かに、ただ「もっと上手くやれ」と言われるだけでは、何を直せばいいのか分かりませんよね。そこで、今回のミーティングで新たに導入が決まったのが…


2. 現場のビフォーアフター写真を使ったフィードバック

「現場の施工前・施工後の写真を記録し、それを見ながらフィードバックを行う」

これは非常に画期的なアイデアだと思いました!実際に施工した箇所を写真で振り返ることで、「どこが改善すべきポイントなのか」が明確になります。

例えば、壁紙の仕上がりが雑だった場合…

  • 継ぎ目がズレている
  • 空気が入ってしまっている
  • 角の処理が甘い

こういった点を、写真を見ながら指摘してもらえれば、次回の施工では意識して改善できますよね。

さらに、良い出来栄えの写真を残しておくことで、自分の成長を実感できるというメリットもあります。「前回よりも上手くなった!」と感じられることは、モチベーションの維持にもつながります。


3. 職人研修テストの導入

もうひとつ新たに決まった取り組みが、**「月に一度の職人研修テスト」**です。

職人の世界は「見て覚える」「体で覚える」と言われがちですが、知識も重要。そこで、道具の使い方・施工の手順・材料の特徴などについての簡単なテストを行うことになりました。

例えば、こんな問題が出るかもしれません。

  • クッションフロアをカットする際に使う道具は?
  • 壁紙を貼る前の下地処理の手順を説明せよ
  • 接着剤「エコロイヤルセメント」の特徴とは?

こういった知識をきちんと理解しておくことで、現場でのミスも減らせるはず。テストと聞くと少し緊張しますが、しっかり勉強して職人としてのスキルを磨いていきたいと思います!


4. 一人前の職人を目指して

今回のミーティングでは、「見習い職人を育てるための仕組みづくり」が話し合われ、実際に役立つ施策が決定しました。

  • 現場での実践を増やす
  • 写真を活用したフィードバック
  • 職人研修テストの導入

これらを通じて、僕自身も少しずつ職人としてのスキルを高めていきたいと思います。

「一人前になるには10年かかる」と言われるこの世界。でも、継続して努力すれば、必ず成長できると信じています。

ミーティングで職人さんの一人が言った言葉で

「考えるな!感じろ!」

この言葉が一番しっくりきましたねー。

 

そして最後に…

「ミーティング」と掛けまして、「パズル」と解く
その心は…ピースが揃うとまとまります!

(お後がよろしいようで!)

これからも現場での学びやエピソードをお届けしていきますので、ぜひ引き続きチェックしてくださいね!

 

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