壁紙張りに必要な道具と作業手順を徹底解説!
壁紙張りは一見シンプルな作業に思えますが、プロ並みの仕上がりを目指すには、専用の道具を使いこなすことが重要です。今回は、実際の現場で使用している壁紙張りに必要な道具を詳しくご紹介します。DIY初心者の方でも理解しやすいように、作業の流れに沿って説明します。
1. 壁紙張りに必要な基本ツール一覧
まずは、壁紙張りに必要な基本ツールをリストアップしました。
- 自動壁紙糊付機:壁紙に均等に糊を塗る機械。
- カンガルーママ:糊付けした壁紙の乾燥を防ぐ専用バッグ。
- 下塗り・上塗り用パテ:壁の凹凸を埋め、滑らかに仕上げるために使用。
- ハンドサンダー:パテ処理後の壁を研磨し、平らにする道具。
- コークボンド:壁の隙間を埋め、仕上がりを美しくするためのシーリング材。
- 撫でブラシ:貼った壁紙を押さえ、空気を抜きながら密着させる。
- クロスヘラ:壁紙を細かく押さえ、より平らに仕上げるために使用。
- 角ベラ:壁の角を押さえて仕上げる専用ヘラ。
- クロスカット・カッター:壁紙の余分な部分を切り取る。
- ジョイントローラー:壁紙のつなぎ目を押さえ、剥がれを防ぐローラー。
- 和紙テープ:壁紙のつなぎ目を補強し、仕上がりをより頑丈にする。
2. 壁紙張りの作業手順を詳しく解説
ここからは、実際の作業の流れに沿って、各道具の使い方を詳しく説明します。
① 壁紙に糊を塗る
最初のステップは壁紙に糊を均等に塗ることです。
使用する道具:
- 自動壁紙糊付機
- カンガルーママ
自動壁紙糊付機に壁紙をセットし、均等に糊を塗ります。糊を塗った後は、カンガルーママという専用バッグに入れ、乾燥を防ぎながら作業を進めます。
💡 ワンポイントアドバイス
- 糊を均等に塗ることで、壁紙の浮きや剥がれを防止できます。
- 糊付け後は放置せず、すぐに作業に移りましょう。
上記の道具が無くても、市販で「のりつき壁紙」が売ってます。
② 壁の下地を整える
次に、壁に凹凸がないように下地を滑らかにします。
使用する道具:
- 下塗り・上塗り用パテ
- ハンドサンダー
下塗り用パテで大きな凹凸を埋め、乾燥後にハンドサンダーで研磨します。その後、上塗りパテで仕上げを行い、さらに滑らかに整えます。
💡 ワンポイントアドバイス
- パテは薄く均等に塗ることがポイント。
- サンダーを使うときは粉が舞うため、マスクを着用しましょう。
③ 壁紙を貼り付ける
壁紙の貼り付け作業では、慎重に空気を抜きながら密着させます。
使用する道具:
- 撫でブラシ
- クロスヘラ
- 角ベラ
壁紙を位置合わせしながら貼り、撫でブラシで空気を抜きつつ押さえます。角部分は角ベラでしっかり押さえ、剥がれ防止を徹底します。
💡 ワンポイントアドバイス
- ゆっくり丁寧に空気を抜くことでシワや気泡を防ぎます。
④ 余分な壁紙をカットする
壁紙を貼った後は、余分な部分をきれいにカットします。
使用する道具:
- クロスカット
- カッター
壁にピッタリ沿わせるようにクロスヘラで押さえ、余った部分をカッターで切り取ります。
💡 ワンポイントアドバイス
- カッターはこまめに刃を折って、切れ味を保つことが重要です。
⑤ ジョイント部分を仕上げる
最後に、壁紙のつなぎ目を補強し、剥がれを防ぎます。
使用する道具:
- ジョイントローラー
- 和紙テープ
ジョイントローラーでつなぎ目を押さえ、和紙テープを貼って補強します。
💡 ワンポイントアドバイス
- ローラーは強く押しすぎず、均等に力を加えましょう。
3. まとめ:道具を使いこなして美しい仕上がりを目指そう!
壁紙張りは、道具を適切に使うことで仕上がりの美しさが大きく変わります。特に下地処理と貼り付け作業を丁寧に行うことが成功のカギです。
初心者の方でも、必要な道具をそろえ、手順を守ればプロ並みの仕上がりを目指せます。ぜひこの記事を参考に、DIYに挑戦してみてください。
私も下地を整えてイケオジを目指します(笑)