今回は新しい現場として、焼肉屋のリフォーム工事がスタートしました。
これまで住宅のリフォームをメインに経験してきましたが、今回は飲食店の改装です。
住宅とは違い、お店の内装にはデザイン性が非常に重要になります。特に飲食店では「おしゃれで居心地が良い空間」が売上にも直結するため、機能性だけでなく、視覚的な魅力も大事になってきます。
店舗デザインの難しさと面白さ
今回の現場は、老舗の焼肉屋の改装。長年営業してきたため、内装は古くなり、壁や天井に焼肉の煙の影響が残っていました。
まず最初に、上司のモハメドさんが店内を見て、一瞬で「こういうデザインが合う」とアイデアを出していました。さすが10年以上の経験を持つ職人、直感的に最適なデザインを想像できるのは本当にすごいです。
僕もIT業界時代にホームページのデザインをやっていた経験がありますが、店舗デザインとはまったく別のスキルが求められます。
- Webデザイン → ユーザーが使いやすいレイアウトや配色を考える
- 店舗デザイン → 実際に人が滞在する空間の雰囲気や導線を考える
視覚的な美しさだけでなく、お客様の動線、照明の配置、座席の間隔など、様々な要素を考慮しなければなりません。
「デザインの世界は奥が深い」と改めて実感しましたが、それと同時に「だからこそ面白い」とも感じました。
焼肉屋ならではの施工ポイント
焼肉屋特有のリフォームのポイントとして、以下の点に気をつける必要がありました。
耐久性のある素材選び
焼肉屋では、壁や床に油やタレが飛ぶことが多いため、汚れがつきにくく、掃除しやすい素材を選ぶ必要があります。今回の工事では、耐油性の高い壁材や、滑りにくい床材を採用しました。
照明と雰囲気作り
焼肉屋では、「高級感を出したい」というオーナーの要望があり、照明のデザインにもこだわりました。
- 壁に間接照明を取り入れ、より広く見せる工夫
「明るすぎず、でも暗すぎない」絶妙なバランスが求められるため、照明の配置にはかなり頭を使いました。
僕が学んだこと
今回の焼肉屋リフォームを通じて、たくさんの学びがありました。
- デザインには、機能性と美しさのバランスが必要
- 飲食店ならではの施工ポイントを理解することが大事
- 現場では予想外のことが起こるので、柔軟な対応力が必要
特に「実際に人が使う空間を作る」という点が住宅リフォームと違い、新鮮な発見がありました。
まとめ
焼肉屋のリフォーム工事が始まり、新しい挑戦が続いています。
1. 店舗デザインの難しさと面白さを実感
2. 焼肉屋ならではの施工ポイントに注意
3. 現場でのハプニングから学ぶことが多い
リフォームの仕事は、単なる「修理」ではなく、「より良い空間を作ること」。それを実感できる現場でした。
これからも内装業のリアルな現場の話を発信していくので、ぜひチェックしてくださいね!